掲載日:2025年9月12日

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高齢者インフルエンザ(定期予防接種)

 インフルエンザについて

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻水、咳等の症状もみられます。ご高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。
日本では、例年12月~3月が流行シーズンです。
主な感染経路は、咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。

インフルエンザに関しては、「インフルエンザの感染予防等について」も参照ください。

インフルエンザワクチン

季節性インフルエンザウイルスのA型とB型をそれぞれ鶏卵を用いて増殖させ、ホルマリンで不活化したものです。2025/26シーズンは、A型の2種類とB型の1種類の株を使用しています。

接種対象者

令和7年12月31日までに①または②に該当する中央区民の方

①満65歳以上の方(昭和36年1月1日以前に生まれた方)
②満60歳から64歳の方(昭和36年1月2日から昭和41年1月1日までに生まれた方)で心臓、腎臓、呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に身体障害者手帳1級相当の障害を有する方

注記:接種を受ける法律上の義務はありません。本人が希望する場合に限り接種を行います。

実施期間

令和7年10月1日から令和8年1月31日まで

注記1:実施期間外の接種は全額自己負担となりますのでご注意ください。
注記2:実施期間中に65歳(接種対象者②の方は60歳)の誕生日を迎えられる方は、誕生日の前日以降に接種してください。誕生日前日より前に区発行の予診票を使用して接種することはできません。

注記3:誕生日によっては接種期間が短い方もいますのでご注意ください。

接種回数

実施期間中に1回

接種費用(自己負担額)

  • 満60歳から74歳の方:2,500円
  • 満75歳以上の方、生活保護を受けている方、中国残留邦人等に対する給付を受けている方:無料

公害認定を受けている方へのインフルエンザ予防接種費用助成制度もあります。

(公害認定を受けている方への)インフルエンザ予防接種費用助成制度について

予診票等の発送

令和7年9月末までにお手元に届く予定です。

予診票の(再)交付

中央区へ転入された方、区内で転居された方、氏名を変更された方および予診票を紛失された方は予診票を(再)交付することができますので、下記のお問い合わせ先にご連絡ください。

また、本人確認書類をご持参の上、中央区保健所(外部サイトへリンク)日本橋保健センター(外部サイトへリンク)月島保健センター(外部サイトへリンク)晴海保健センター(外部サイトへリンク)の窓口へお越しいただいても(再)交付ができます。

注意事項

  • 医療機関名簿に記載されていない医療機関で接種を受ける場合、接種の有効期限を過ぎた場合は、定期予防接種として扱われず、全額自己負担となります。
  • 住所・氏名を変更した場合は予診票の再交付が必要です。

 接種場所

中央区内

中央区内の定期予防接種実施医療機関名簿は、令和7年9月末に掲載予定です。

中央区以外の特別区(東京23区)内

中央区外でも、東京23区内の定期予防接種実施医療機関であれば、中央区が交付している「予診票」を使用して、定期予防接種を実施することができます。

接種を希望する場合は、事前に接種希望の医療機関が定期予防接種実施医療機関であるかを、各区のホームページをご覧いただくか予防接種担当部署または医療機関にご確認のうえ、接種の予約をしてください。

特別区(東京23区)外(全額自己負担)

事前に中央区から「予防接種実施依頼書」の交付を受ければ東京23区外の医療機関でも定期予防接種として接種を受けることができます。

詳細は中央区外の医療機関での定期予防接種の受け方をご覧ください。

ただし、インフルエンザ等の高齢者の定期予防接種については、予防接種実施依頼書の交付を受けて接種を行っていても全額自己負担になり、接種費用の償還払い等も受けられませんのでご注意ください。

接種時に持参するもの

  • 高齢者インフルエンザワクチン予防接種予診票(事前に必要事項をご記入ください。)
  • マイナンバーカード(健康保険証)

同時接種について

インフルエンザワクチンと他のワクチンとの同時接種は、医師が特に必要と認めた場合に可能です。
また、他のワクチンとの接種間隔に制限はありません。

予防接種を受ける前にご覧ください

予防接種を受ける前の注意事項

インフルエンザの予防接種について、以下をよく読み、よく理解した上で接種しましょう。
気にかかることや分からないことがあれば、予防接種を受ける前に担当の医師や看護師に質問しましょう。十分に納得できない場合には、接種を見合わせてください。
予診票は、接種をする医師にとって、予防接種の可否を決める大事な情報です。接種を受ける方が責任をもって記入し、正しい情報を接種する医師に伝えてください。

予防接種を受けることができない方

次の方は、予防接種を受けることができません

  1. 明らかに熱のある方(通常37.5度を超える場合)
  2. 重い急性疾患にかかっていることが明らかな方
  3. インフルエンザ予防接種の成分に対して、アナフィラキシーを起こしたことが明らかな方
    「アナフィラキシー」とは、ワクチン接種後に起こる激しいアレルギー反応で、じんましんなどの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が起こります。血圧低下や意識障害を伴う場合は、「アナフィラキシーショック」と呼ばれます。
  4. その他、医師に不適当な状態と判断された方

予防接種を受ける際、担当医師とよく相談しなくてはならない方

次の方はかかりつけ医と事前によくご相談ください。

  1. 心臓病、腎臓病、肝臓病や血液疾患、その他基礎疾患を有する方
  2. 風邪などのひきはじめと思われる方
  3. これまでに予防接種を受けて2日以内に発熱、発疹などアレルギーを思わす異常がみられた方
  4. インフルエンザ予防接種の成分または鶏卵、鶏肉その他の鶏由来のものに対して、アレルギーを起こす恐れがある方
  5. 薬を使用して皮膚に発疹が出たり、体に異常をきたしたことがある方
  6. 今までにけいれんを起こしたことがある方
  7. 間質性肺炎、気管支喘息などの呼吸器系疾患を有する方
  8. 免疫状態を検査して異常を指摘されたことがある方または近親者に先天性免疫不全症の人がいる方

予防接種を受けた後の注意事項

  1. 予防接種を受けた後、30分間は接種場所で安静にするか、医師(医療機関)とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。アナフィラキシーなどの急な副反応はこの間に起こることがあります。
  2. 接種後に接種部位の異常や、高熱、けいれんなどの異常が出現した場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
  3. 接種後1週間は副反応が出ていないかよく観察してください。
  4. このワクチンは不活化ワクチンです。令和2年10月より不活化ワクチンの接種間隔が撤廃され、このワクチンの接種後に違う種類の不活化ワクチンや生ワクチンを接種する場合には、翌日から接種が可能です。
  5. 接種部位は清潔に保ちましょう。接種当日の入浴は差し支えありませんが、接種部位はこすらないでください。
  6. 接種当日は激しい運動や大量の飲酒は避けてください。その他はいつも通りの生活で差し支えありません。
  7. 予防接種を受けた後、極めてまれに健康被害(治療を必要とする重い副反応)が生じることがあります。このような場合、その健康被害が定期予防接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく健康被害救済制度が適用されます。

副反応

過敏症(発疹、蕁麻疹等)、注射部位の局所症状(発赤、腫脹、硬結、熱感、疼痛等)、精神神経系の症状(頭痛、一過性の意識消失、めまい等)、消化器症状(嘔吐・嘔気、腹痛、下痢、食欲減退)、筋・骨格系の症状(関節痛、筋肉痛、筋力低下)、その他の症状(発熱、悪寒、倦怠感等)がみられることがあります。また、まれではありますがショック、アナフィラキシー、急性散在性脳脊髄炎、脳炎・脳症、脊髄炎、視神経炎、ギラン・バレー症候群、けいれん、肝機能障害、黄疸、喘息発作、血小板減少性紫斑病、血小板減少、血管炎、間質性肺炎、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、ネフローゼ症候群が生じる可能性があります。
以上のような症状があらわれた場合は、接種した医師またはかかりつけ医へご相談ください。

お問い合わせ先

中央区保健所健康推進課予防接種担当

〒104-0044 明石町12番1号 中央区保健所4階

電話:03-3541-5930

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